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だるまさんに会いに、豊橋へ。親子で楽しむ「かがくいひろしの世界展」

「だるまさんが」「どてっ」——ページをめくるたびに子どもが笑い転げる、あの絵本の世界が豊橋にやってきました。

2026年10月17日(土)から11月15日(日)まで、豊橋公園内の豊橋市美術博物館で「かがくいひろしの世界展」が開催中。累計発行部数1000万部を超える絵本「だるまさん」シリーズの作者・かがくいひろしさんの作品と歩みを紹介する展覧会です。

この記事では展示会の見どころポイントや実際に筆者が楽しんだ様子をご紹介します!

絵本原画からアイデアノートまで。かがくい絵本の「ひみつ」に出会う

会場では、全16作の絵本原画をはじめ、アイデアノート、特別支援学校の教員だった時代の映像記録、未完のラフなど、貴重な資料がずらり。

過去のインタビューなども紹介され、子どもたちを笑顔にしてきた絵本が生まれた背景などもたどることができます。

初日からにぎわう会場。あちこちから「かわいい!」

初日から会場はたくさんの来場者で大賑わい。展示室のあちこちから「かわいい」「かわいい」という声が聞こえてきます。会場ではおしゃべりもOKなので、子どもと感想を言い合いながら気軽に回れます。

※作品に触ること、会場内を走ることはNGです

身体を使って楽しめる大型スクリーン展示

入ってすぐに目をひくのは、体を動かして遊べるインタラクティブな映像です。だるまさんをはじめとする作品のキャラクターや、作者の作業場を再現した空間もあり、かがくい作品の世界にひたりながら楽しめます。

キャラクターたちが生き生きと動く様子を見ていると、「作者の頭の中では、きっとこんなふうにみんなが動き回っていたんだろうな」と想像がふくらみます。

スクリーンの前にはマットも敷かれていて、子ども達が画面の中のキャラクターと一緒に楽しむことができます。どんな風に楽しめるかは、会場でのお楽しみ。見ている大人も思わずニッコリしてしまいます。ユニークな楽器を使った音楽にもぜひ注目してください。

原画と資料から見えてくる、かがくいひろしの絵本が生まれるまで

会場には原画がたっぷり並び、作品が生まれた背景もわかる展示になっています。絵本作家になる前に描いた絵画や、特別支援学校の教員だった頃の制作物、約80冊にもおよぶアイデアノートまで見ることができます。

スマホで作品解説!無料アプリ「ポケット学芸員」

会場では無料アプリ「ポケット学芸員」で作品解説を楽しめます。テキストに加えて音声ガイドや手話解説動画もあり、展示作品に記載されている番号を入力するだけでかんたんに使えます。

利用されたい方は来場前にダウンロードしておくとスムーズです。App Store/Google Playで「ポケット学芸員」と検索してダウンロードし、施設一覧から「豊橋市美術博物館 かがくいひろしの世界展」を選んでください。音声を聞くときはイヤホンを使うか、音量を小さめにしましょう。

遊べる展示やフォトスポットも

「見るだけだと子どもが飽きちゃうかな?」という心配は無用です。会場には部屋ごとにテーマが分かれ、かがくいさんが教員時代に熱中した人形劇の舞台を再現した展示では実際に人形を動かして楽しむこともできます。

フォトスポットもあり、まさに「かがくいひろしの世界」にたっぷり浸れる展示会でした。

おみやげ選びも楽しみのひとつ

売店には絵本のほか、かがくいひろし作品のグッズもたくさんそろっています。鑑賞の余韻にひたりながら、ぜひお気に入りを探してみてくださいね。

ワークショップや読み聞かせも!関連イベント情報

会期中は学芸員による解説や親子で楽しめるワークショップ、読み聞かせ会など関連イベントも行われます。

ワークショップ「かがくいさんのへび人形をつくろう」【無料・当日先着順】

日時: 令和8年10月21日(水)、11月7日(土)14:00〜14:30
対象: どなたでも(※未就学児〜小学校低学年は保護者同伴)
会場: かがくいひろし展 会場内
定員: 各50名(当日先着順・要当日観覧券)

絵本の読み聞かせ会【無料・当日先着順】

日時: 令和8年①10月18日(日)、②10月22日(木)、③10月27日(火)、④11月8日(日) ①③④は14:00〜14:30、②は11:20~12:00
会場: 豊橋市美術博物館講堂(または講義室)
定員: 各50名(当日先着順)

学芸員による見どころ紹介【無料・当日先着順】

日時: 11月4日(水)14:00〜14:30
会場: 豊橋市美術博物館講義室
定員: 各日50名(当日先着順)

市電でのアクセスも◎ それだけで、ちょっとした小旅行

会場へは、豊橋のまちなかを走る路面電車「市電」が便利です。「豊橋公園前」で降りれば、あとは少し歩くだけ。窓の外を流れる街並みに、子どもはきっと夢中になるはず。車を気にせず、親子でのんびり出かけられるのも路面電車のあるまちならではですね。

展覧会のあとは、豊橋公園でひとやすみ

美術博物館があるのは、緑の広がる豊橋公園の中。鑑賞のあとは、色づきはじめた木々の下をおさんぽしたり、芝生でひと息ついたり。「美術館に行く」が、そのまま「公園で遊ぶ」につながる距離感は、小さな子ども連れにはうれしいポイントです。

こんな休日が「いつもの週末」になるまち、豊橋

市電に乗って、公園の中のミュージアムへ。特別な遠出をしなくても、本物の文化にふれられて、子どもが思いきり体を動かせる場所がすぐそばにある——。豊橋には、そんな「ちょうどいい」暮らしがあります。

今回の展覧会は、豊橋の日常を体験してみる絶好のきっかけ。ぜひ親子で足を運んで、このまちで過ごす休日を思い描いてみてください。

開催概要

  • 会期:2026年10月17日(土)~11月15日(日)
  • 開館時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)
  • 休館日:月曜日
  • 観覧料:一般・大学生 1,200円/小・中・高生 600円
  • 会場:豊橋市美術博物館 1階 展示室1~4(豊橋市今橋町3-1 豊橋公園内)
  • アクセス:豊鉄市内線(市電)「豊橋公園前」下車、北へ約250m
  • お問い合わせ:豊橋市美術博物館 TEL 0532-51-2882

※10月29日(木)~11月1日(日)は豊橋まつり開催のため、駐車場は利用できません。会期中は駐車場の混雑が予想されるため、公共交通機関での来館がおすすめです。

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